酒飲亭いさんの落語ごろごろノート

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zoom RSS 柳家さん喬独演会

<<   作成日時 : 2011/09/01 09:22   >>

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昨夜は「郡山落語愛好会」主催、「夏の夜の三席」の最終回、
「人情噺の会」柳家さん喬師匠の登場です。

三席やっていただけるとのことで、
ただ人情噺ばかりではちょっと重たいでしょう。
ということで、「そば清」でスタート。
二席目は「幾夜餅」、いい感じで藪井竹庵先生が登場か、
っとここで事件発生。
某新聞記者が師匠の斜め後ろから写真を撮りだした。
シーンとして聴き入ってるのに…
師匠、噺を中断して「ちょっと待て、アンタ何やってるんだ!」
あ〜ぁ、ものの見事にぶち壊しになりました。

このまま続けられないので世間話に、
さん喬さんの師匠(五代目小さん)でも同じような場面があったそうです。
ただ小さん師は私(さん喬)みたいに上品じゃないので、
「なにやってんだ、バカヤロウ」とどなったそうです。
なんてな話で気分を変えて「ねずみ穴」をやっていただきました。

ナマなので出会えるアクシデント。
たぶん主催の皆さんは、あと大変だったんだろうなぁ。
無責任な私は入場料以上の貴重な体験で、
イヤァーすごいものが見られました。

なんて書くと、事件だけみたいですが、
さん喬師匠の巧みなところを堪能できました。
当たり前ですが、我々素人とは隔絶した表現力です。

スゴイと思ったところ

@ フランス料理でワインを注文するところ。
 おそらく1分くらいしゃべらずに、仕草だけで分ってしまう。
 相手に伝わるのは、言葉が7%、話し方が3割くらい、
 あとは仕草、というナントカの法則を思い出しました。
 たぶん我々は大きな勘違いをしてやってるんだろうなぁ。

A 「笑わないから言ってごらん」で白状させて、プッと吹き出すシーン。
 これは色んな噺に出てきますが、
 笑えるものにはほとんど出合ったことがありません。
 師匠はこの白々しいやりとりをうまく処理していました。

B 師匠は目が細い、これは落語に不利じゃないかと思うのですが…
 こんなことを考えるのは、私の妄想だとよく分りました。

C 実は「ねずみ穴」は聴きたいと期待していました。ドンピシャに感激。
 泣いて懇願する竹次郎が、次の瞬間には鬼の形相の兄貴に変わる。
 故円生が絶賛されていた名シーンです。師匠はどう演じるのか興味津々。
 お人柄が出るんだと思います。冷酷というよりソフィストケートされた感じです。
 最初に出て行く弟を呼び止めかけるところとか、
 師匠の人情味ある感覚に共感できます。

などなど、師匠にはちょっとシンドかったでしょうが、
満足度の高い独演会でした。

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