酒飲亭いさんの落語ごろごろノート

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zoom RSS 八重の桜B

<<   作成日時 : 2013/02/17 09:52   >>

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以前書いたことがあるんですが、
「ならぬことは、ならぬものです」という看板が、国道49号線、
強清水から会津盆地に下って行く坂道にありました。
ご承知の通り「什の掟」の最終項です。
これを見ると休日ドライブのルンルン気分が一転したもんです。
つい会社の上司の顔が浮かんでくるんですね。
今は無くなったこの看板について、
先日の「山河」さんでおしゃべりした時に、
同じような感想を持つ方は会津人にもいらっしゃるようで、
「無くなってホッとしてます」
と言うと笑いが起ってました。

ところで、会社を離れてこのアレルギーも治まってきて、
無心にこの「ならぬ…」の言葉を見ていると、
どうも自分には侍に対してあこがれがあるように思います。
小さい時からの教育修練で侍は出来上がっていくんでしょう。
切腹の作法を幼い時に教わって、
いつでも進退に窮したときには自ら腹を切れる覚悟。
超人的な気迫を持った者への憧憬とでも言いましょうか。

新撰組の生き残り、永倉新八(だったかな?)が後年住んでいた小樽で、
孫と見世物を見に行って、ヤクザ者数人にからまれたとき、
「ムッ」と気合をかけただけでヤクザ者を追っ払った。
なんてエピソードを聞くと、
やっぱり修羅場をくぐってる人はスゲエなぁと思っちゃいます。
刀の切りあいは、離れたとこから鉄砲で撃つのと訳が違います。
相手も必死ですしね、白刃の下に活があるなんて聞くとゾクゾクます。

落語の中じゃ、
野暮な侍は浅黄裏なんてんでからかいの対象ですが、
反面、恐れられてもいたんでしょう。
「花見の仇討」で参戦してくる本物の侍にあたふたするところ…
首提灯の居合いの侍は、切った後、
謡をうなりながら遠ざかって行く。
映画のカットですよ! シビレます。
町人には理解しがたい気迫で人を切る。
切腹をすることが出来る異常な気迫。
これに人々が畏敬の念を抱いたんでしょうね。

自分には全く無いこういうモノにあこがれるんでしょうなぁ。
私なんざぁ「二番煎じ」に出てくる、
酒好きの謡の先生、黒川の旦那、
たぶん御家人くずれじゃないかと思うこの人を、
それらしくやるのが精々ってとこでしょうね。
体裁だけは武士っぽいけど、
寒くて拍子木を袂から出せない、
こういう腑抜けなところはアタシにピッタリです。

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