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zoom RSS 室内遊戯B (父と義父 その2)

<<   作成日時 : 2014/01/09 21:14   >>

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義父は囲碁と将棋、どちらも嗜みます。
ウチの父もそうですが、
この年代の男子にとっては必修科目なんでしょうね。
早速お手合わせ。
将棋は一局のみで、碁を教えていただくことに。

囲碁は初心者なんで取りあえず井目から。
三連勝すれば置石を一つ減らすという取り決めです。
本当はそれに風鈴を付けるくらいの差なんですが、
顔を立ててくれたんでしょう。
アタシャ凝り性ですからねェ。
その頃ちょうど創刊された「レッツ碁」なんてな、
初心者向けの囲碁雑誌を読みふけりました。
いやー楽しかったですね。
カミさんの実家が近くで、
長男の出産直後ということもあって、
一家で実家にお世話になっていましたから、
瞬く間に置石が減っていきました。

義父は教育者だったこともあるんでしょうが、
弱い者いじめみたいな手を打たない。
ウチの親父とは大違い。
アタシャ娘婿ですから、遠慮もあるかもしれません。
また、碁の特性もあると思います。
地の大きい方が勝ちですから、
必ずしも局地戦で勝利しなくてもOK。
義父はバランスの取れた棋風だったと思います。
力勝負を挑めば手厳しく応じますし、
適当なところで戦線を納めるのも自由自在。
義父とは結局、私の常先までになりました。
どうも布石の感覚で義父に及ばなかったようです。

私には、教え上手で気さくな義父ですが、
ウチのカミさんに言わせると、
娘ばかりの女系家族の中では、
どうも理解されていなかったような…
肉親というのは他人には分らないところがあります。
義父とはそのあたりで、囲碁はちょっとお休み。

ウチの親父とは帰省した折に打つと四子くらいでした。
相変わらず力戦模様なんですが、
まあそれなりに相手はできました。
その頃、会社の所長が囲碁好きで時々お相手。
この人が無類の力戦家なんですが、悲しいかな力不足。
アタシも乱戦大歓迎「殺し屋」なんぞと言われてました。

時代が変わり忙しくなって、碁将棋とは縁が薄くなりました。
ある時、親父が碁盤を新調し、古いのをやるからと送ってきました。
これが私が物心ついた時には、もうウチにあったやつで、
若いのに何で持ってるの? という足つきの立派なものです。
ところがそれから間もなく、親父は脳梗塞を患い、
悲しいことに囲碁が出来なくなってしまいました。
また義父も脳梗塞から肺炎を併発し亡くなってしまいました。
碁をやる人が私の他にいないので、
必然的に碁盤は私の元に。
足つきのが三つ、板盤も碁石もゴロゴロ、
碁会所でもできそうです…

ウチの子供達は…
当然私が教えました。
血は争えないもんです。
見事に碁将棋嫌いになりました。
カミさんに言わせると、
「子供相手に本気になって…」とのことですが、
決してそんなことはないんです。
急所に来れば、スンナリ負けるつもりなんですが、
そこに来ないんですもん…
あっちこっちと戦線が拡大し乱戦になれば、
初心者に勝てる道理はありません。

きっと義父ならもう少し違っていたんだろうなァ…
などと思う今日この頃です。

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