酒飲亭いさんの落語ごろごろノート

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zoom RSS 「貴様」が気になる件

<<   作成日時 : 2014/02/05 22:08   >>

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幇間の出てくる噺、
特に昭和の大名人のものを聞いていると、
「貴様」が頻繁に出てきます。
旦那が一八を呼ぶときは決まって「貴様」なんです。
どうもこれが馴染めない。
我々の年代だと軍隊用語のような気がしましてね。
一般人が使うのに抵抗があるわけです。
したがって、私は全て「お前」に直してやっています。
それで違和感なくお客様には伝わってると思います。
この辺は、たぶん一回り年上だと、
こういう感覚は無いんじゃないのかなァ?

「貴様」はかなり古くから使われていたらしい。
文字自体は丁寧で、実際同年代や目下の者への、
丁寧な呼びかけの言葉だったようです。
ところが、言葉は頻繁に使われると、
その威力が逓減するというか、
陳腐化するというか、
「悪貨は良貨を駆逐する」ということになるんですねェ。
(ちょっと意味が違ってますか?)
戦争映画に出てくるイメージが強すぎるんだなァ。
だぶん世代で語感が少し変化してるんでしょう。

落語で目の前の人を呼ぶとき、
町人なら、「お前」「おめえ」「あなた」「ああた」「あんた」
「おまいさん」…てなところか。
侍なら、「おぬし」「その方」「貴公」…
英語なら「YOU」で済むのにね。
日本語は厄介です。
その時々の感情で微妙に変わります。
「私」だって、英語は「I」しか無いのに、
「ぼく」「アタシ」…そんなもんですか?
って、こりゃ「志の輔」のマクラですね。

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