酒飲亭いさんの落語ごろごろノート

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zoom RSS 花は桜木、人は武士

<<   作成日時 : 2014/03/29 01:37   >>

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「井戸の茶碗」で泣けるところが二箇所あります。
あっ、泣けるというのは、お客様じゃなくて演者である私です。
お客様は残念ながらスルーしちゃうというか、
感動させる力量が私にはありません。

その一つが、
仏像から出てきた50両の持って行き場がなくなって、
困り果てた清兵衛が清河寺店の大家に相談します。
その時の大家のセリフ、

「そうかい、今どきいい話しだねェ、花は桜木、人は武士か、
 そんな結構な話の、私が仲ァ取らしてもらっていいのかい?
 任しておきな…高木様いかがでございましょう…」

どうですか、このスピード感。
ここまでが発端なんですが、すでに20分くらいかかってます。
演者としては仕込みが済んで、気持良くなるところ。
たぶんお客様も、頭の回転と噺の展開がシンクロして、
ここから心地よく聞けるところだと思います。

そういう一段落のせいもあるんでしょうが、
「…今どきいい話しだねェ…」のところで、
鼻の奥がジーンとします。
油断すると涙声になりそうで要注意。
泣くような場面じゃないですからねェ。

ところで、畠迷惑Rogerさんからのコメントで、
ベトナムに井戸茶が現われたとのこと。
スピーカーから日本円500万以上が出てきたというアレですね。
それでちょっと思い出したことがあります。

数年前のTV番組で、
バッグを間違えたら、中から大金が出てくるというドッキリ。
色んな国の人に試しておりました。
みんなネコババを決め込むんですが、
唯一、ベトナムの方だけが返そうとしてましたね。
「持主の方が困ってるだろから、何とか…」と
この辺は高木作左衛門のセリフと全く同じでした。
してみると、現代では、
「花は桜木、人はベトナム」ってことですね。

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