酒飲亭いさんの落語ごろごろノート

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zoom RSS 滅びゆく噺

<<   作成日時 : 2015/07/09 09:27   >>

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「五人廻し」についてウジウジ考えています。
どうもこのシチュエーションが陰惨な印象なんですな。
遊郭の持つマイナス部分が思い浮かんで、
自分でやることに抵抗があるわけです。
まあ、そうは言っても時間切れで、
結局はやることになるんでしょうが。

そういえば、友人の一人に言わせると、
今の日本で遊郭の雰囲気を色濃く残しているのは、
大阪の青春横丁だそうだ。
こいつの体験では、
ショーウィンドに着飾った女の子が一人居て、
こういう小店がずらーっと並んでいる。
お客はそれを見て気に入った女の子の店に入る訳だ。
張り見世のミニチュア版って趣きである。
中に入ると二階の小部屋に通される。
どういう訳かこういう場所ではすべて二階が舞台になる。
待っていると、おばさんに連れられて女の子がやってくる。
前金で先に支払う。宵勘のシステムそのままであるそうな。
時間は40分だったとか、
時間制限のある辺りは「たちぎれ」を彷彿とさせるが、
何も大阪だからって訳じゃなくこれは全国共通か。

こいつはここではあまり楽しめなかったそうである。
女の子が痩せぎすで、あまり話しもはずまず、
コトを済まして早々に退散したそうだ。
「デリヘルにすりゃ良かった」などとほざいていた。
単に好みの女の子じゃなかっただけかとも思うが、
どうも、ソレだけが目的てえのがイヤなんでしょうな。
「何でこんな子がここで働いているんだろう」
なんて余計なことを考えちゃうようだ。
こういうところの事情に疎い当方としては、
デリヘルとどこが違うんだと思っちゃいますけどね。
まあ擬似恋愛的なものを求めているんでしょう。

こういう場所の純愛モノみたいな噺が幾つかありますねえ。
そういうのは生き残っていくでしょうが、
マイナス部分のイメージのヤツは残らないんでしょうな。
志ん朝のスゴイ録音がありますから、
今は「五人廻し」を多くの人が知っていますが、
実演されるのは、たぶん殆ど無いと思います。
(田舎住まいだから自分が知らないだけ?)
絶滅危惧って訳です。
まあ無くなっても文化遺産がどうのって大げさな話じゃありません。
キャバクラの「五人廻し」みたいに改作されるてえのが、
生き残る唯一の道なのかもしれません。


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