酒飲亭いさんの落語ごろごろノート

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zoom RSS 歌川広重「よし原日本堤」

<<   作成日時 : 2016/12/04 22:48   >>

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県立美術館企画展「広重ビビッド展」を見てまいりました。
柄じゃないんですが、招待券をいただいたものですから。
開催期間、残り一週間の日曜日、
そこそこ混んではおりましたが、
少々のストレスで一通り見て回れました。

「六十余州名所図会」
今なら観光案内パンフレットってところでしょうね。
ぼんやり眺めていくと、やたらに舟が出てきます。
それだけ江戸の人には馴染み深いのでしょうし、
水運が生活を支えていたのでしょう。
それと旅情を刺激する仕掛けですかね。
見覚えのあるものが幾つかありましたが、
どこで見たのか??
永谷園のお茶漬け海苔に付いてた浮世絵カードかも。
知っている場所なら何がしかの感想が出るんでしょうが、
不案内の者にとっては、猫に小判、馬の耳に念仏ってか…

「名所江戸百景」
こっちの方が馴染みのあるものが多い感じ。
フンフンとちょい見しながら流していきます。
「よし原日本堤」で足が停まってガン見。
山谷堀に沿った土手道が左下から右上方に伸びてます。
端のところに見返り柳の枝が申し訳程度に、
五十間と大門は画面の外で描かれていません、
向こうの屋根の並びが吉原ってわけですな。
何となく知ってるようでも予想外の土手の景色が描かれてます。
日本堤って細い土手道をイメージしてたんですが、
けっこうな広さで駕籠も通行人も大勢います。
驚いたのが葦簾張りの小屋まで並んでいるんです。
茶店? 茶屋なのか?
大見世に上がる前には茶屋にお世話になるんですが、
これは吉原に内にあるもんだと思ってました。
いや、やっぱり土手道にってえのはオカシイですよね。

談志の「ねずみ穴」で、娘を吉原に売った弟が、
「大門を出て見返り柳、五十間、
日本堤に出たあたりで後ろをふりかえると、
吉原田圃の向こうに廓の灯かりが涙で滲んで見えたろう…」

「明烏」では、
「たいそう人が出てますな、これは皆お篭りのお客様で?」
「ええ、お篭りの方もいりゃ、お参りだけで帰るかもおりますんで」
「どういう訳のもんでしょうな、参詣の方が男ばかりですな」
「ええ、このお稲荷さんは女にはご利益がないんで…」

落語をやる者としちゃ、
日本堤の情景はイメージしてなきゃいけません。
成程ねえ、勉強になります。

そういう目で見ると、
目黒は川あり丘あり、なるほど武蔵野の鄙びた風情、
紅葉も見事なんでしょうね、遠乗りに出るには絶好の地です。
品川や増上寺、浮世絵でさぐる落語の舞台てえのも一興ですな。
でも悲しい哉、浮世絵も落語も半端なんで楽しむところまではいきません。

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