酒飲亭いさんの落語ごろごろノート

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zoom RSS 火事、かじ、カジ

<<   作成日時 : 2016/02/08 23:48   >>

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前回バッテリー交換を書きました。
実は、近い将来使いたいことがあって貯めていたので、
それをあてたのですが、ハ〜ため息が出ますね。
まあ正直言うと、それほどショックを受けてる訳じゃありません。
でもこの感覚は大げさにすると、
たぶん火事で燃えちゃったって感じでしょうね。

火事の出てくる噺は多いんですが、
これをまともに描写してるのは以外に少ないように思います。
アタシの経験値が少ないからかもしれませんが、
「風向きがちょっと変わって本町二丁目、
ウワーっとひとなめになりまして…」
くらいにサラっとやるのが多いようです。
火事の恐ろしさは皆知っているので、
敢えて深刻にやる必要がないのかもしれません。

例外は「ねずみ穴」でしょうねぇ。談志のだと、
「一番蔵の戸前から煙が出てるぞ、中に火が入ってるぞ、誰か屋根に登ってみろ」
若い者が登って瓦2〜3枚めくると、中は火ですからウワ〜っと
「危ねえ、降りろ… ほれみろ馬鹿野郎… おい見ろ、二番蔵の戸前からも煙が…」
これも登ってめくるとウワ〜っと、
残っているのは三番蔵ひとつ、頼む、残れ、残ってくれよ…
祈る言葉が終わるか終わらないうちに、
中の火の勢いが強いですから、戸前が左右に開いたとたんに、
ウワ〜っと火が噴出した。
見ている前で三つの蔵がねじ切れやがった。

談志師は得意のウワーっというドスの利いた擬音を駆使して緊張を高めています。
これはけっこう引き込まれますよ。
火事と喧嘩は江戸の華、なんてんで殊更深刻にならないのが江戸風ですが、
やっぱり恐怖の対象だと知らしめることも時には必要です。
使い分けは演者次第。

そういえば子供の時に隣の工場が焼けたことがありましたね。
怖かったんでしょうね、やたらに震えていたのを覚えています。
火事は根源的な恐ろしさを持っているのでしょう。

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